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トライアルに合格する人は?

これは『トライアル現場主義!』という本に書かれていた1つの例です。

 

応募者から返送されたトライアルの答案を翻訳会社が採点するときに、次の4つの基準があるとします。

基準1:作業仕様が守られているか(配点40点)

基準2:正確に訳されているか(配点30点)

基準3:内容を理解した上で訳出されているか(配点20点)

基準4:日本語として自然か(配点10点)

 

答案がこの基準で採点された2人の応募者がいるとします。

Aさん(合計80点)

基準1:40点、基準2:25点、基準3:10点、基準4:5点

Bさん(合計80点)

基準1:30点、基準2:25点、基準3:16点、基準4:9点

 

AさんもBさんも同じ80点なのですが、この本の著者は、一方を合格、他方を不合格としています。さて、どっちの人が合格するのでしょう?

 

 

合格する人は・・・・・

Aさんです。

 

というのは、翻訳会社の「このように翻訳してください」という作業指示(文体、訳出範囲、指定した訳語、表記ルールなど)が守られているかどうかをみる基準1が決め手になっているのです。Aさんは、内容の理解にやや不安ありだが、それはこれから勉強してもらえればよい。Bさんは、Aさんに比べるとその分野のことをよく理解しているようだが、あっと驚くようなミスをしそう。そういうわけで、安心して仕事をお願いできるのはBさんよりもAさんであると判断するということなのです。

 

これは1つの翻訳会社の例であり、合否判定の基準は翻訳会社によって異なるのでしょうが、安心して仕事をお願いできる人かどうかという点は、やはり最も重要なのではないかと思います。




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[ 2010/01/26 ] 翻訳の仕事 | TB(0) | CM(2)

勉強になりました。

ご無沙汰しております。英検も無事に終わって、久々にゆったりとした気持ちで、コメントを残させていただきます。長々と、おもしろくもない記事ですが、受験記等を書いておりますので、よろしければお手隙の際にでもお読みくださいませ(*^_^*)。

marikoさんの記事は、いつも勉強になりますね。以前、確か海外赴任するエンジニアがビザを取得するために移民局だったかに出す推薦文が必要なので、翻訳会社に依頼したことがあります。専門用語の提出を依頼されましたので、上司が書いた推薦文の和文を読んで、部署や業務に関することなど、できるだけ詳しくリストにして、翻訳会社にメールしたことがあります。そのリストは、きっとmarikoさんのような翻訳者の方に渡ったのでしょね。私には未知の世界です。

marikoさんの記事には関係ないかもしれませんが、思い出しましたので書いてみました(^_^) 。
[ 2010/01/26 22:02 ] [ 編集 ]

三毛猫みい子さん

英検の受験おつかれさまでした。みい子さんの記事は毎回おもしろいので、いつも楽しく読ませてもらっています。

そのリストはきっと翻訳会社経由で翻訳者に渡ったのだと思います。私もときどきクライアントさんからもらったという参考資料を翻訳会社からもらうことがありますので。

みい子さんのコメントを読むと、発注する側の会社ってこういうことをしているのね~というのがわかるので、私も含めて翻訳者には興味深い内容だと思いますよ。
[ 2010/01/26 22:26 ] [ 編集 ]

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