2017 031234567891011121314151617181920212223242526272829302017 05








トラドスさまさま

IT系の翻訳で翻訳会社から使用を求められることが多いのがTradosという翻訳支援ソフトです。2つの言語(たとえば英語と日本語)の対訳になっているトランスレーションメモリ(TM)を利用して翻訳作業を行い、TMに登録されている文章が出てきた場合に自動的にその訳文が表示される、そんなソフトです。

 

ソフトウェアなどのマニュアルの改訂版を翻訳する場合、前の版と同じ箇所はそのままで、変更箇所だけを新たに翻訳したいときなどに前の版の対訳TMを使うと便利なので、翻訳会社からは前の版のTMとともに改訂版の原稿が送られてきます。そういうわけで、翻訳者がTradosを所有していて使用できることが前提となっています。

 

TMを自分で作成して、翻訳しながら一文ずつ対訳を登録していくこともできるので、私はTrados指定でない案件でもTradosを使用しています。医療機器を含む機械のマニュアルなどでも同じ文章が繰り返し出てくることがときどきありますが、一度登録した訳文が自動的に表示されるので作業の効率が上がります。TM内の検索もできるので用語の統一もしやすいし、原文と訳文がバイリンガルで表示されるので、訳抜けがないか確認しやすいという利点もあります。

 

翻訳会社からExcelで作成した用語集をもらうことがありますが、この用語集をMultiTermに取り込んでWorkbenchと連動させて使うと用語の確認がしやすくて便利です。

 

Tradosはこんな風にとても役立つので、私はほとんどすべての案件でTradosを使って作業しています。もうTradosを使わない翻訳作業なんて考えられないですね。それにしても、分量が2枚ほどのトライアルにもついTradosを使ってしまうなんて、ほとんどビョーキでございますね、はい。

 

※TradosをWordと組み合わせて使う場合、Wordの設定を参考にしてください。

 


↓幸せならクリックしよう、ぽちっ。いつも応援クリックをありがとうございます。
にほんブログ村 英語ブログ 通訳・翻訳へ

関連記事
スポンサーサイト
[ 2010/02/07 ] Trados | TB(0) | CM(6)

バージョン

こんばんは。
うまく説明できるか分かりませんが、トラドスっていま最新は2009ですよね?その前は2007でしたっけ。2バージョン違うとフルライセンス買わなきゃいけないのは、トラドスでしたっけ、MS Officeでしたっけ?
[ 2010/02/07 19:48 ] [ 編集 ]

ヨシダヒロコさん

http://www.translationzone.com/jp/shop/shop_upgrades.asp で調べてみたところ、今の最新バージョンはSDL Trados Studio 2009 SP1 Freelance Plusで、SDL Trados 2006(TRADOS 7.5も含む)からのアップグレードでもいけるようです。ということは、6.5以前からだとフルライセンスになりますかね。MS Officeは、2000からでもアップグレード版でOKのようですね。
[ 2010/02/07 20:48 ] [ 編集 ]

すばやいお返事

ありがとうございました。
トラドスのアップデート、5万円か……なかなかな金額ですね。フルライセンスよりはましですけど。
[ 2010/02/08 11:59 ] [ 編集 ]

ヨシダヒロコさん

やはりTrados2006をおもちでしたか。フルライセンス買うよりはましですよね。
[ 2010/02/08 14:26 ] [ 編集 ]

わかりやすい説明を有難うございます。利用しない手はない、といった感じですね。今はうちよりも職場で翻訳する機会があるのですが、使えるのかなぁ…
[ 2010/02/13 15:40 ] [ 編集 ]

◎WILL◎さん

はい。もっているのなら「利用しない手はない」という言い方がぴったりだと思いますよ。ただ、自宅ではなく職場となるとパソコンをどこまで自由に設定できるかという問題もあるでしょうね。
[ 2010/02/13 20:47 ] [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://nekoblo285.blog99.fc2.com/tb.php/96-679202db